前回、調整手順を間違えていた為、ＳＷＲは落ちたものの、アンテナ自体が共振しているのかどうかわからなくなってしまったので、基本に返って再々調整をしてみました。
まずは、バランもインピーダンス変換器も無しの、エレメントだけの状態で共振周波数を確認しました。
ほぼ目的の共振周波数となっていました。
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バランも変換器も外して、同軸ケーブルでコネクタとエレメントを直結しています。 |
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ほぼ目的の共振周波数となっています。 ［グラフの青］ アンテナ直下でアナライザーで測定 ［グラフの灰］ 実際にパワーをかけてSWR計で測定 ［グラフの橙］ ＲｉｇのSWR表示（あまりあてにならない・・・・？） |
次に、バランを付けてSWRを測定しました。
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SWRはエレメントのみの時と比べてやや上がり、共振周波数は若干低くなるようです。 ［グラフの橙］［グラフの青］ 強制バランの時 ［グラフの黄］［グラフの灰］ フロートバランの時 フロートバランのほうがSWRが低く、周波数が広範囲で使えそうです。 バランは、フロートバランのほうを採用してみます。 |
次に、フロートバランの後に、インピーダンス変換器（75Ω⇒50Ω）を追加しました。
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フロートバランの後に、インピーダンス変換器（75Ω⇒50Ω）を追加しています。 |
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［グラフの破線］ フロートバランのみの時 青・・・アンテナ直下でアナライザーで測定 橙・・・実際にパワーをかけてSWR計で測定 ［グラフの実線］ フロートバランの後に、インピーダンス変換器（75Ω⇒50Ω）を追加 青・・・アンテナ直下でアナライザーで測定 橙・・・実際にパワーをかけてSWR計で測定 インピーダンス変換器を追加すると、SWRの低い周波数範囲がかなり広がります。（実線・橙） 通常使う範囲は、ほぼフラットとなっています。 しかし、SWR値は1.8と高いです。 SWRが高いのはなぜだろう・・・・？？？ |
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予定では、バランの後にインピーダンス変換器を付けるとSWRはぐっと下がるはずでした。
ですが、SWRは1.8ほどあり、下がってくれません。
なぜかな？？？
ここから、あ〜でもないこ〜でもない、、、と色々試すのですが、なかなか良い結果が得られず、、、
どこかまちがえてるかなぁ、、、、と思い、全リセットして最初から・・・、
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↓ ２．［バラン］を追加 ↓ ３．［インピーダンス変換器］を追加して、 部品定数を変更 ↓ ４．［インピーダンス変換器］を外して、 ［T型CLCアンテナカプラー］に変更 ３．４の対策でSWRは結構下がり、いい線いってますが、カーブが思ったよりきつい感じです。 |
色々と定数調整等を行い、何とかSWRが落ちてきました。
うまく調整したら、もっと広帯域で緩やかなカーブになるのでは・・・。
という期待を持って、もう一度、一から調整をしなおすことにしました。
「５０ＭＨｚ ＺＬスペシャル再調整-3」 へ続く
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