２００５年０２月２７日
自作：ハノイの塔

※　今回のネタも、アマチュア無線とはまったく関係無しです。
ｍ（＿ ＿）ｍ

ホームセンターの材木売り場を眺めていたら、やたらこのパズルが作りたくなりました。
材料を買い込み、ドリル、ノコ、ヤスリで格闘開始。

「ハノイの塔・・・。」
実は、以前、プログラムの学習のために出された課題なのですが、いまだにコンピューター的解答に結びついていません。
（再帰的アルゴリズムと言うらしい・・・。）
コレデイイノカヨ・・・・　　（^_^；

このパズル、
【すべての円盤を、他の柱へ移し換えるために何回の移動が必要になりますか？】
っというが問題です。


［ ゲームのルール］
　　1. 1回に1枚ずつ動かす。
　　2. 小さい円盤の上に大きい円盤をのせることは出来ない。
　　3. 柱以外のところに円盤を置くことは出来ない。





	３枚の円盤のものを作ってみました。 これを、他の柱に移すのには、７回の移動が必要です。 画像をクリックすると実際に移動する様子が見れます。
	３枚では、物足りないので、６枚バージョンを作ってみました。 これを、他の柱に移すのには、６３回の移動が必要です。 つまりｎ枚のディスクを動かすには、（２のｎ乗−１）回の移動が必要、ということになりそうです。 画像をクリックすると実際に移動する様子が見れます。


このゲーム、双子の息子らにさせたら、一人は必死になって、ついには動かす法則を見つけて両手を使ってほいほいとこなしていきます。
もう一人は、「どーでもいいや。」って感じで、あまり興味を示しません。
まったく性格が違う二人・・・・。　・・・です。



インドのベナレスにある大寺院に、ダイヤモンドの針が３本立った板があり、神はその一本に６４枚の純金の円盤をはめた。 昼夜の別なく、バラモン僧たちはそこにやってきて、それを別の針に移し替える作業に専念している。 そして移し替えが完了したとき、寺院もバラモン僧たちも崩壊し、この世が終わるのである。


円盤が６４枚だと、移し変え作業にかかる時間は天文学的な数字になるらしい・・・。

もっとも、この円盤を６４枚も作る気にならね〜。
(^^;


＊＊＊＊＊＊＊＊＊　【２００５／０３／０６　追記】　＊＊＊＊＊＊＊＊



６枚バージョンに、円盤を１枚追加して７枚にしました。 （２×２×２×２×２×２×２）−１＝１２７ これで、最低で１２７回の移動が必要となりました。 今回は、画像をクリックしても実際に移動する様子は見れません。 (^_^; 今度、色を塗ろうかな？


６４枚を作って、それを移し終わると、この世が終わってしまうらしいので、やめときましょう。
(^_^;

ちなみに、円盤を１秒に１回動かすと６４枚を動かし終わるのに、「約５千億年」かかるらしい・・・。
１秒間に１０００回動かしても、この世の終わりは５億年先・・・・。　（ホンマカイナ）

やる気のある方は、計算してみましょう。

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