２００４年１２月３１日
自作：ＲＧＢ　ＬＥＤ照明

最近は高輝度ＬＥＤが安価に手に入ります。
自動車のストップランプなんかにも使われるようになってきましたね。
懐中電灯なども、電球はなくなってしまうのではないかな？
高輝度ＬＥＤは、消費電力の割に非常に明るいです。

今回は、赤（Ｒ）・緑（Ｇ）・青（Ｂ）の高輝度ＬＥＤを使って、点灯回路を自作してみました。



	一番上の基板（茶色の基板）に、ＬＥＤ点灯回路を組んでいます。 Ｒ・Ｇ・Ｂ用に３回路独立で、それぞれのＬＥＤの輝度を調整できるように、汎用オペアンプとトランジスタを用いて電流制御を行っています。 Ｒ・Ｇ・Ｂ輝度調整用の３個の多回転半固定ボリュームが見えます。 （青い部品） このボリュームで、微妙な明るさ調整ができます。 一番下の基板にＩＣソケットをつけて、ＬＥＤの差し替えができるようにしています。
	側面から撮影。 写真では見にくいですが、上と下の基板の間には、秋月電子の超小型カラーカメラ [MTV-54K0N]（緑の基板）がついています。 何に使うかはヒミツです。(^^; ＬＥＤは赤３個、緑３個、青３個を交互に並べています。



ＬＥＤ照明を点灯している様子です。


	かなり電流を絞っています。 電流制御を行うことで、微妙な明るさ調整が可能です。 これだと、数ｍＡですね。
	Ｒ・Ｇ・Ｂすべての電流を調整しろのＭＡＸ（約２０ｍＡ）にしたところ。 かなり明るいので、デジカメの絞りが利いているようで、周りの画像はつぶれて真っ暗です。 真っ白とまではいきませんが、うまく光が混ざっているところは結構白く見えます。
	Ｒ（赤）のみ点灯させたところ。
	Ｇ（緑）のみ点灯させたところ。
	Ｂ（青）のみ点灯させたところ。


Ｒ・Ｇ・Ｂだけではなく、白色の高輝度ＬＥＤでも試してみようと考えています。
結構指向性が鋭いため、集光するような用途でない場合は、光を拡散するための専用ラバーキャップで光を拡散させると良いようです。
今回は、別の物をキャップの代用として使っています。

ＬＥＤの寿命は電球よりもはるかに長いといわれています。
また、国産でないＬＥＤは寿命が短いという情報もあります。
寿命はＬＥＤに流す電流にも大きく左右されるようなので、連続点灯して調べてみようかと思っています。

今回は、電源電圧１２Ｖで駆動していますが、携帯電話の液晶バックライトなどに使われる点灯回路は、低い電源電圧を昇圧してＬＥＤに供給する仕組みになっているようです。

・・・、っていうか、大晦日に何やってんだ。　・・・、俺・・・。

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