私が愛用しているＲｉｇである「ＦＴ−１００」を、パソコンからコントロールできるフリーソフトがあるということで、パソコンとＦＴ−１００をつなぐ為のインターフェイスを作ってみました。
Ｒｉｇコントロールソフトは、ＨａｍＲａｄｉｏＤｅｌｕｘｅ という、すぐれものです。
インターフェイスは、ネットで検索して回路図を探しました。
「ＦＴ−８１７ ＣＡＴ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ」と同じで良さそうでした。
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基板に部品を実装したところです。 |
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やっとケースに入れたところです。 ケースは、「エーモン」という車用の部品メーカのパーツが入っていたプラスチックケースを見つけたので、それを使いました。 ふたを閉めるのに、ケース自体にフックがついていて、「カチッ」と止められるため、便利です。 |
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コネクタは、片側がパソコンにつながるＤ−Ｓｕｂ９ピンで、もう片方はＲｉｇにつながるＤＩＮです。 |
上記のように、ＣＡＴインターフェイスをつくり、近くにあるパソコンからＲｉｇの操作ができるようになりました。
でも、ただそれだけでは面白くありません。
・・・・・もっと、遠くから操作したい・・・・・。
っということで、考えたのが、「ＦＴ−１００」からの信号（ＲＳ−２３２Ｃ）をＬＡＮにのっけて、遠隔操作することです。
ＲＳ−２３２Ｃの性質上、長い距離の通信は保証されませんので、ＬＡＮを使う事を考えました。
その方法（後述）で、家の２階のシャックのＲｉｇを、１階のパソコンで操作してみました。
（実はこの方法を使って、世界中どこからでもＲｉｇ操作ができます。）
その結果、きちんと、Ｒｉｇのコントロールはできました。
・・・・・、って、２階のＲｉｇからの音が聞こえないじゃん！！ （チャンチャン！）
音声をネットワークに乗っけるために、別の工夫が必要ですな。 あはは・・・。
ＭＳＮとかＮｅｔＭｅｅｔｉｎｇとか・・・。
(^_^;
（２００４／１２／２７加筆：実は、「ＨａｍＲａｄｉｏＤｅｌｕｘｅ」というソフトはネットワークにも対応しているらしい。
詳細はまだ調べていませんが、音声もネットワークに乗っけられるのかな？ 今後、要調査です。）
で、どのようにしてＲＳ−２３２Ｃの信号をＬＡＮにのっけるかというと・・・・。
世の中には、探せば安くて便利なものがあるんですね。
「ＲＳ−２３２Ｃ←→イーサネット」のプロトコルコンバータです。
今回試してみたのは、「Ｌａｎｔｒｏｎｉｘ社のＸＰｏｒｔ」というデバイスサーバです。
このデバイスを使った、「ＸＰｏｒｔ開発セット（秋月オリジナル） ￥７．５Ｋ」を使って、
実験してみました。
このデバイス、単なる「ＲＳ−２３２Ｃ←→イーサネット」のプロトコルコンバータではないので、あなどれません。
・WEBサーバ機能
・Eメールアラート機能
・リモートＩ／Ｏ機能
・IP, ARP, ICMP, UDP, TCP, Telnet, SNMP,DHCP, TFTPを搭載
・ｅｔｃ
興味のある方は、Ｌａｎｔｒｏｎｉｘ社のページにアクセスしてみてください。
また、ネットを検索してもたくさんの情報が見つかります。
［ＸＰｏｒｔ開発セット］
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左のＬＡＮコネクタをつないでいる四角い部品がＸＰｏｒｔ本体です。 この中に、ＣＰＵまで乗っかって、前述の機能が入っているのですからたいしたものです。 この基板には、ＸＰｏｒｔの他に、ＲＳ−２３２Ｃのレベルコンバータも実装されています。 |
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この「ＸＰｏｒｔ開発セット」を、自宅のパケット通信のＴＮＣに接続し、インターネット経由で遠隔地からアクセスすることにも成功しています。
ただ、現状パケット通信をしているローカル局が少ないので、メッセージのやり取りまでは実現できませんでしたが・・・。
残念〜！！ （＾＾；
私が利用しているフレッツＡＤＳＬでは、グローバルｉｐアドレスが割り振られるため、現在割り当てられているｉｐアドレスさえわかれば、インターネット上のパソコンから自宅にアクセスが可能になります。 自宅内のＬＡＮのどのマシンにパケットを通すかのルーター設定は必要ですが。
（また、独自ドメインの取得やダイナミックＤＮＳなどは使わずに、自宅に割り当てられたｉｐアドレスを知ることができます。
この方法は、また別途ページが書ければ・・・、と思っています。 がいつになることやら・・・。）
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