２００４年０６月２０日
自作：７ＭＨｚ　ＥＨアンテナ　仮設置

昨日、調整したＥＨアンテナを家のベランダに出して、交信を試みてみました。

結果は、ＳＳＢでもなんとか交信ができるレベルでした。

　　京都市東山区（220105）より　５９
　　山口県玖珂郡美川町（33005H）より　５９（ＥＨアンテナ結構よさそうですね。）
のレポートをいただきました。

このアンテナ、ダミーロードではないことは確かな様です。



	ベランダからＥＨアンテナを出した様子です。 ５ｍＨｉｇｈくらいでしょうか。 垂直に固定する方法が見つからず、このように水平に出しました。 ちょうどアンテナを真南に突き出しています。 まだ防水の方法も考えていないので、天気の良い日でないと実験ができません。 （＾＿＾；
	ＳＷＲが２の時の低い側の周波数は、７．０３５ＭＨｚでした。
	ＳＷＲが最低（１．３）の周波数は、７．０８２ＭＨｚでした。 ＳＷＲは、調整次第でもっと落すことができそうです。
	ＳＷＲが２の時の高い側の周波数は、７．１４０ＭＨｚでした。
	ディップメータでも、共振周波数を測ってみました。 コイルに結合させていないときです。
	コイルに結合させたとき、メータの針がディップする周波数があります。
	７．０ＭＨｚから７．１ＭＨｚの間で、７．１ＭＨｚに近いところに共振点があることがわかります。
縦軸はＳＷＲ 横軸は周波数　（ＭＨｚ）	ＳＷＲが２以下の時の周波数をプロットしてグラフを書いてみました。 アンテナの大きさからして、信じられない帯域を持っている事がわかります。


市販で小型の７・２１・２８ＭＨｚ用短縮アンテナより性能は良いです。
でも、長さ１０ｍほどの短縮ダイポールと比べたら、いまのところ負けています。

もう少しシビアな微調整と設置方法を考えれば、もう少し飛んでくれるかもしれません。
大きな（長い）アンテナが設置できないという制約がある場合は、十分有効なアンテナではないかと思います。

もう少し調整をしてみて、うまくいけば今度は製作の為のデータをＵＰしようかと思います。

また、７ＭＨｚだとアンテナの小型化を実感できる周波数ではありますが、ＱＲＭが多いためなかなかコンタクトに至らないケースも多いので、今度は２１ＭＨｚあたりのＥＨアンテナを自作してみようかと思います。

しかし、高い周波数のバンドだと、波長が短くアンテナ自体を小さくできるため、ＥＨアンテナにしなくてもよくなりますね。
製作のメリットがあるのは、ＨＦ帯までかな？

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