ゴールデンウィークに、ネットでＥＨアンテナというのを見つけました。
まったく新しい概念の超小型、高性能アンテナらしいです。
何しろアンテナの長さは１／１００λ〜１／５０λらしい。
４０ｍバンド（７ＭＨｚ）だと、（１／１００λの時）大きさはなんと、４０ｃｍ！？
アパマンハムでも４０ｍバンドに楽に出れそうです。
でもって、輻射効率はダイポールの９５％だとか・・・。
１／２λ短縮コイル無しのダイポールアンテナだとエレメント長２０ｍですから、このＥＨアンテナはすごくコンパクトです。
しかも、直径１０ｃｍくらいの円筒を垂直に立てる格好なので、ほとんど設置面積を必要としません。
アマチュア無線家の間では、結構、このアンテナの話題でにぎわっているようです。
賛否両論ありますが・・・・。
果たして、これがどんなアンテナなのか？
興味津々！ 論より証拠！
（実は、技術的な理解は及ばず・・・・・、なんですが。）
（＾＿＾；
ＣＱ誌５月号にも製作データが載っていましたので、早速作ってみることにしました。
構造は至って簡単です。
上下のシリンダ（コンデンサ）とエナメル線で巻いた３つのコイル（上からフェージングコイル、チューニングコイル、フィードコイル）から成ります。
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φ１．６のエナメル線とＭ型コネクタは、ＨＡＭショップで購入。 |
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クラニシのアンテナアナライザーを使い、ＳＷＲを見ながらの調整をしました。 |
おおっと、ここまで作ったところで、記事の読み方不足による製作ミスに気が付きました。
「下側シリンダとチューニングコイルの間隔・・・・・直径と同じ幅をあけて巻きます。」
・・・、エッ！？ な、なんだって？？？
上の写真でもわかるように、下側シリンダとチューニングコイルの間隔はほとんどありません。
チャンチャン！ やり直しだ！
（；＿；）
ってなわけで、コイルの位置を変更してみました。 （写真無し）
ＳＷＲはクラニシのアナライザでわかるのですが、共振点は未だ？？です。
チューニングコイルはシビアで、この巻きを密にしたり疎にしたり位置を変えたりしたら、共振点をずらせるようです。
完全に位置が決まったら、ホットボンドで固めるか？
（このコイル基本は、密巻きのようです。）
今回製作したものは、思ったより大きめになりました。
シリンダの長さを、ＣＱ誌の寸法のように小さめにするといいと思います。
私は、製作記事の 「直径の１．５倍から３倍」 を信じてしまったため、全体の寸法が大きめになってしいました。
シリンダの長さは、あまり気にしなくても良いようです。
共振点さえわかれば・・・、です。
あと、屋外に出すなら防水対策もいりますね。
このアンテナ、調整がうまくできてませんので、まだ、交信未です。
(＾＿＾；
（続く・・・・）
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