２００１年０６月２３日
自作：５０ＭＨｚ　ＳＫＹＤＯＯＲアンテナ

５０ＭＨｚ用のヘンテナを製作しようと思い、ネットを検索していたら【ＳＫＹＤＯＯＲアンテナ】の製作記事を見つけました。
構造はヘンテナに近いのですが、ヘンテナと比べて小型に出来るということで早速製作開始。
また、ヘンテナよりもＳＷＲが広範囲に低いので使いやすいようです。
製作に関しては、構造が簡単で、部品もＤＩＹの店でほとんどそろうので、あっという間に出来てしまいます。
特性も、寸法通りに製作し、手順を追って調整する事で、かなりの再現性があるようです。



	【全景】 部屋の中で組み立てた様子です。　（バックがうるさくてすみません・・・。） ＳＫＹＤＯＯＲと言う名前のとおり、ドアのような縦横寸法比でした。 横方向のエレメントは、φ４ｍｍのアルミ棒を使用しました。（９０ｃｍ） 縦方向のエレメントは、ＡＣコードを使用しました。（２．２６ｍ） マストにはＶＰ１６（１ｍ），ＶＰ１３（１ｍ）、ＶＰ１３（０．５ｍ）の塩ビパイプを使用しました。 給電部には、バランを自作しました。
	【組立・分解がワンタッチ】 縦エレメントと横エレメントの接続には、製作記事を参考にし目玉クリップを使用しました。 ＡＣコードと目玉クリップは、簡単に半田付けが出来ました。
	【自作バラン】 コアにＥＬＥＣＯＭのフェライトクランプ（ＮＦ−２００）を使用しました。 これは、パソコンショップで簡単に手に入ります。 ２個入りで￥９８０−でした。 インピーダンスを合わせる為に５０ｐＦのコンデンサが必要ですが、３０ｐＦの高耐圧コンデンサと、５０ｐＦのトリマーをパラ接続しました。　細かい調整はトリマーを回しました。 トリマーの耐圧に不安がありますが、調整が容易なのでとりあえず使用してみました。 後日、同軸ケーブル（１．５Ｃ−２Ｖ）に交換してみます。
	【ＳＷＲ】 ＡＣコードの長さを調整し、５０．５ＭＨｚ付近で共振させました。 また、ＳＷＲが最小になるようにバランの後のトリマーを調整しました。 ＳＷＲ１．１迄下がりました。 （何故、１．０にならないのでしょうか？　←課題）
	【インピーダンス】 上記の調整にて丁度、５０Ωとなっています。

【ＳＷＲ特性】 周波数に対するＳＷＲを測定してみました。 参考にした製作記事とほぼ同等の特性を得ることが出来ました。


エレメントと、塩ビパイプの接続部分にも目玉クリップを使用していますが、エレメント側のクリップが小さすぎたので今度取り替えようと思います。（・・・・、私の部品選定ミスです・・・。）
（＾＾；

今の時期、６ｍの国内コンディションは結構良いので、早くこのアンテナで初ＱＳＯをしたいのですが、残念ながら今日はコンディションが悪くてＱＳＯが出来ませんでした。
（；＿；）

【ＳＫＹＤＯＯＲアンテナ】の詳細な情報は、【アンテナを作ろう！(JA1HWO)】のホームページを参照してください。
アンテナの概要・製作方法等がわかりやすく説明されています。

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