２００１年０３月２３日
修理：電源が入らなくなった９８ノート（ＰＣ−９８０１ＮＳ／Ｅ編）

今回は、ローカル局（ＪＱ６ＥＰＦさん）からの修理依頼。
故障の症状は前回までの物と全く同じで、電源スイッチを押しても全く電源が入りません。

↓分解、修理の様子です。　（画像をクリックすると、拡大表示します。）


	外観は、たいへんきれいです。 「電気無ければただの箱」にするのはもったいない・・・・・。 ＬＣＤパネルのガタもあまり感じられませんでした。
	ひっくり返して、裏面のネジ７個を外します。
	さらに、背面のバッテリパックを固定しているネジ２個も外します。
	ＬＣＤパネル部分を外した様子です。 ここを外すには、少しコツがいります。 背面側から開けていくと外しやすいです。 また、ケーブルも３本ほどつながっているので、配線にストレスをかけないように基板側でコネクタを外します。
	ほぼ中央に、交換するコンデンサの乗った基板があります。 ＦＤＤ（右側）からのケーブルのほぼ真下にコンデンサがあります。
	ＦＤＤケーブルの、基板側コネクタを外します。 交換するコンデンサが見えます。 コンデンサの足に半田ごてをあてて、半田を溶かしながら外します。 （無理に引っ張ると、基板のパターンがはがれてしまうので注意です。）
	新品のコンデンサと交換した後の様子です。 この後は、分解したのと逆の手順で組み立てます。
	組立が終わり、電源スイッチを押すとちゃんと立ち上がりました。 まだまだ使えますよ〜！　（＾＿＾）Ｖ


ちなみに、ＭＳ−ＤＯＳさえ動けば、アマチュア無線家の間では有名な［ＴｕｒｂｏＨａｍｌｏｇ］（フリーのログ管理ソフト）が使えます。
Ｗｉｎｄｏｗｓパソコンでなくても、使い勝手も良いし、さくさく動いてくれます。

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